【ラーメン赤猫従業員紹介】クリシュナ - みせなが会議～ドラッグストアの歩き方～

虎。製麺担当。日本の動物園生まれ。アムール虎の父とベンガルトラの母を持つ。日本の動物園での契約満了後、石上太一朗さんの元で保護されていたが、佐々木さんに救われ、ラーメン赤猫で製麺担当兼トラブル対処係として勤務を始める。母はモデル。父はシベリアで野生に帰ってしまった。怖がりで優しくて縁の下の力持ちな女の子。アニメのcvは早見沙織さん。

寸胴鍋の交換やトラブル時に店頭で威嚇をする役割もある。チンピラ風の男も酔っ払いも、虎が威嚇しながら出てきたら退散するしかない。しかし、本人は本当は恐くて堪らない。事後、お客様に『お騒がせしました』とお詫びをし、裏へ下がるとヘナヘナと座り込む。終わった後に佐々木さんに泣きつく場面も。

優しさや気配りも一流だ。社さんが、車に乗ってどこかに行く佐々木さんの事が気になっている時も、いつもと違うニオイで察知して声をかける。イケメン(女子だけど)オーラ全開で『お力になれるかわかりませんけど、私で良ければお話聞きますよ』と。これには誰でも何もかも話してしまうだろう。

解説を担当する機会が多く、お話の進行をサポートするのに欠かせない役どころも担っている。

可愛いエピソード：社さんが親戚から送られてきたスイカを赤猫に持ってきて、みんなで食べることに。きちんとしている佐々木さんは『社さんがご厚意で持ってきてくれました。感謝して頂きましょう』と一言。スイカ大好きなクリシュナが無心で食べながら、隣でスイカがあまり好きでないという社さんに『スイカ好きじゃない人がいるんですか！？』と驚くも、社さんはクリシュナの迫力にしどろもどろ。クリシュナも鏡で自分を見て『うわっ！こわっ！』と驚く。みんな笑っている。『やだーもー』と頬を赤らめながら言う乙女なクリシュナちゃんは必見です。

泣けるエピソード：子供の頃にお父さんとお母さんの日本での契約が終わって、どちらかについていかなくてはいけなくなった時、外国での生活が不安で日本に残りたいと希望するも、パフォーマンスは出来ない為契約してくれる動物園もない。ストレスで心まで弱ってしまったとき、寺田さんを引き連れ佐々木さん登場。困っている猫や自立したい猫を助ける猫の社会事業に因って製麺担当として赤猫へ。『居場所があるって素敵なことですよね。』クリシュナは語る。

アンギャマン様X引用

すべての生き物において、居場所は生きるために必要不可欠だと思う。存在意義のない生活は長くは続けられない。すぐに終わりを迎えると考える。しかし、人生というものを簡単に終わらせては行けない。私は自分の居場所を3つ以上は持つように意識している。仕事・家庭・趣味など、ベクトルの違う居場所が3つあれば、どこかがうまく行かないことがあっても、どこかに逃げることが出来る。それで生き延びることが出来ると思う。逃げることは恥じることではない。特に仕事だけ、家庭だけだと定年退職や家族には相談できないことなどで簡単に詰んでしまう。行動範囲を広げることは中々簡単ではないが、生きるために、3つ以上の居場所を持ち続けたいと思う。