みせなが会議~ドラッグストアの歩き方~

登録販売者とFPの資格を持つみせながと申します。ドラッグストアにまつわる話とお金の話を書いていきます。小売業界の店長の初心者~中級者の方に読んで頂ければ幸いです。簡潔明瞭に一つ一つの記事は短めを意識しています。好きな成分はアラントインです。

納品を早く終わらせる方法は?【店長が解説】

【結論】商品の場所を覚えるのが最適解。在庫の管理も徹底し、ストックするのは売れ筋や固定客のいる一部の商品に絞る。

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お疲れ様です。みせながです。

商品が売れると、発注が発生します。発注が発生すると、納品が来ます。当たり前ですが、売り上げが増えるほど、納品も増えます。人時生産性を高めるには納品速度の向上は必須と言えます。しかし、動きの速さだけでは納品は早くなりません。では、どうしたら早くなるのでしょうか?

一つの答えとして、商品の場所がわかることで、動きが効率的になります。

例えば上の図で、Ⓐを納品しに行くときに、ただⒶを納品する人と、折りコンの中にⒷがあると知っていて通るついでにⒷを納品をする人、更にはⒸとⒻをついでに納品する人で納品速度に大きな差が生じます。納品の順番もⒶ→Ⓑ→Ⓒ→Ⓓ→Ⓔ→Ⓕの順で納品するよりも、Ⓔ→Ⓕ→Ⓑ→Ⓒ→Ⓐ→Ⓓの順で納品した方がはるかに早く終えられるでしょう。そのためには商品の場所の記憶や推測は重要な要素となります。

では、どうしたら商品の場所がわかるようになるでしょうか?

以下は私がスタッフ教育で行っていることです。

①カテゴリごとにざっくり担当を決めてそこを中心に納品してもらう

②2~3ヶ月ごとにローテーションする

③店舗の広さや個人の能力にも因るが、週30時間勤務のパートさんで1年で物になる

④その後は苦手を潰すか、得意を伸ばすかは店舗の状況次第で調整

その他、納品中どうしても場所がわからない商品は後回しにする。他の商品を品出ししてる間に、見つけることも少なからずある。また、棚替えに因って商品の場所も変わるが、それでもカテゴリの移動はめったにないため、コツを掴んだスタッフは初見でも場所を見つけるのが得意になる。
商品名で品物の絵面がある程度出るくらいになれば恐いものなし。圧倒的に時間内に終わらないのが目に見えている時は、現状の売り場が欠品している箇所にのみ納品する。ちなみに欠品には3種類あります。

①店頭欠品・・・最低在庫量を下回った状態。1日に売れる量を下回っていたり、お客様が手に取るのを躊躇する(最後の一個など)様な在庫数。

②ゼロ欠品(OOS)・・・ストックも含め、店舗に在庫が0になった状態。アウトオブストック。

③完全欠品(VOID)・・・あるべき商品であるのに、商品も値札もない状態。発注も上がらない状態の場合も多く、その商品の売上だけでなく、先も見据えて大きな機会ロスとなる。
発注量は基本は売場に収まる量に。欠品は機会ロスにより、売上を下げる要因だが、ストックするのはそれだけで一手間。生産性は落ちる。どうしても売り場で回らない商品は他面展開をして在庫を確保するか、ここでようやくストックを考える。

ストックしているだけで売場に出ていなければ、欠品と一緒。発注頻度を上げるか、売場の最大陳列量を増やす必要がある。

お客様は店舗の売場の上の方のストック置き場が整然としていている店舗は、管理が行き届いているお店です。安心して良いお買い物が出来る可能性が高いです。チェックしてみて下さい。

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