お疲れ様です。みせながです。それぞれの壁について少し詳しく解説します。今回は年収103万円以下について。
年収103万円以下・・・住民税あり、所得税なし、社会保険未加入、配偶者控除38万円
まず、何故この年収103万円以下が算出されるのかから解説していきます。
給与所得控除55万円+基礎控除48万円=103万円が所得税の非課税限度額です。
住民税は「給与所得控除55万円+基礎控除45万円=100万円」でしたね。
年収100万円以下(住民税非課税枠)につ(2023.03時点) - みせなが会議
因って、年収103万円以下に抑えれば、住民税はかかる(目安として年間8000円程度)が、所得税はかからないということになります。
仮に配偶者に扶養されていて扶養親族のいない人が103万円ちょうどで働いたとすると、課税所得(1030000円-550000円-480000円=)0円。
課税所得とは、年収から控除(税金を免除してくれる)額を引いた分を言います。
所得税率は以下の様になっております。
国税庁HP引用
0に何をかけても0なので、103万円以内であれば、所得税は0となります。
仮に配偶者に扶養されていて扶養親族のいない人が105万円で働いたとすると所得税は課税所得(1050000-550000円-480000円=)20000円、住民税は課税所得(1050000-550000円-430000円=)70000円。
20000円×5%で1000円が所得税、70000円×10%で7000円が所得割となります。これに均等割5000円を足して、年間13000円(目安)を所得税・住民税として納めることになります。105万円稼いでも税金で13000円(目安)を納めるため、年間手取額は1037000円と、103万円との差額の2万円の半分以上を税金で納めることになります。これを納めたくない場合は、年収を103万円以内に抑える必要が出るというわけです。どのくらいの収入にすると良いのか、参考にしてみて下さい。
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