みせなが会議~ドラッグストアの歩き方~

登録販売者とFPの資格を持つみせながと申します。ドラッグストアにまつわる話とお金の話を書いていきます。小売業界の店長の初心者~中級者の方に読んで頂ければ幸いです。簡潔明瞭に一つ一つの記事は短めを意識しています。好きな成分はアラントインです。

子育てと接客が疲れる理由と疲れないための工夫

自分のペースで動けないこと。これが一番疲れる。自分が思っている事とは違う動きをしなくてはいけないので、脳がストレスを感じ、倦怠感をもたらす。
子育てがこの究極。延々と繰り返されるアニメの同じ話、延々と続くおままごと、お店屋さんごっこ、お医者さんごっこ、延々と続く後追い。世の中の親御さん(特にお母さん)は日々これをデフォルトでこなしている。
自分の身支度を後回しにして、子供の身支度を。子供が気持ち良く出掛けられる様に、目配せ、気配りをする。これはひいては自分のためでもある。
人に合わせると言うのは、とても体力を使う。仕事でも、自分が立てた計画通りに物事が進まないことはストレスを感じて当然。それはもう疲れる。
でも、自分の子供は可愛いのだ私の場合は、許せてしまう。付き合えてしまう。自分の分身だからなんとなく考えていることもわかる。だから付き合い過ぎて疲れてしまう事もある。これは人に因るので、付き合えない人はどんどんストレスを溜めてしまう。これが極限に達すると、虐待に繋がるのかもしれない。

会話も自分の思った様に進まないと、ストレスを感じる。職業柄、結論から話す癖がついてしまい、人の話を聞く時に話の結論が見えてしまったり、逆に同じ話が続いて結末が見えなかったりすると、拒絶反応を起こす。時間は有限だ。
しかし、相手は自分のペースを守れた時、心地よい空間と感じる。愚痴や話を聞く時は、相手のペースを乱さずに聞いてあげると、満足度が増す。ページングと言うもので、例えば相手が早口ならこちらも早口で、ゆっくりならこちらもゆっくりで話す。怒っていれば一緒に怒るし、笑っていれば一緒に笑う。接客の多くはここに集約されてると言っても過言ではないと思っている。
特に子供は顕著だが、目線を合わせて話をちゃんと聞いてあげると、こちらの話も聞いてくれやすい。大人もそうだが、物理的にも精神的にも、上から物を言われてもあまり聞きたくないのだと思う。
また、最初から欲しい言葉が決まっている場合も多くある。この場合、この言葉を出してあげないと相手の気持ちは満たされず、話は進まない。終わらない。

これはお互いの話になるが、期待をし過ぎると理想と現実に相違が発生し、憤りや納得のいかない事案が発生する。自分が人並みに周りの人に敬意を表して生きてきたならある程度は期待しても良いと思うが、良い意味で人に期待しすぎないことが、自分の為にも相手の為にも良いのだと思う。

人間関係は、ペースの握り合い。奪い、奪われではなく、お互いに譲り、譲られながらバランス良く、お互いに心地よい空間を作りたいものだ。家族も友人も従業員間もお客様との関係も。

子育てと接客が似てるなぁなどと思うことがあり、取り留めもなく書き綴ってしまったけど、時間を見つけてきちんとした記事にしたためたいと思うほど言葉が出てきた。たまには思うことを書いてみるのも良いものでした。。。

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